大阪都構想、維新が区割り「4・8・24区」3案提示 7日決定へ

2026/07/31 18:43 

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 「大阪都構想」の制度案を取りまとめる大阪府・市の法定協議会(法定協)の第4回会合が31日、市内で開かれた。大阪維新の会は市を廃止して設置する特別区について4、8、24区の区割り案を提示。法定協は府・市が示した財政試算も参考に、7日の次回会合で一つに絞り込む予定だ。

 法定協には維新だけが参加しており、党内のアンケート結果などから区割り案を策定した。

 4区案は都構想が否決された2020年の前回住民投票でも採用された。各区に主要駅や商業地が分散し、財政バランスも取れている点を維新は評価。より地域性を重視するため、前回から区割りを一部変更した。人口規模は約53万~88万人。ただ、現在の行政区名の多くが特別区再編で消え、住民の抵抗感を拭いきれない点も報告された。

 8区案は各区が約26万~47万人で、中核市と同程度の行政権限が確保でき、地域コミュニティーの維持も一定程度可能という。ただ区数増加に伴い、4区より行政コストが上昇。各区の財政規模も小さくなり、専門職の確保など行政体制の維持に課題があるとの懸念も出た。

 24区案は行政区をそのまま特別区に再編し、区の名称などは残される可能性が高い。住民に配慮した形だが、特別区再編が狙う行政効率の向上は期待できない。

 府・市がこの日示した財政試算でも、区数が少ないほど財政が安定する傾向となった。東京都を参考に府と特別区で事務を振り分けた場合の財政コストを2パターン作成。4区は単年度で23億~66億円程度の黒字を確保できた。8区は一つの試算で約49億円の黒字だったが、もう一方は歳出が歳入を約19億円上回った。24区は両方の試算で141億~219億円程度の収支が不足した。【面川美栄、井手千夏】

毎日新聞

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