福岡・田川市長選 セクハラ辞任の前職・村上卓哉氏が落選

2026/07/12 22:41 

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 秘書だった女性職員へのセクハラ行為を認定された村上卓哉前市長(55)の辞職に伴う福岡県田川市長選は12日投開票され、再選を目指した村上氏は落選した。村上氏は集まった支援者を前に「市民の皆さまに与えた不信感、失望がこの結果になったと受け止めている。心よりおわび申し上げます」と述べ、深々と頭を下げた。

 村上氏は1期目の在職中に元秘書の女性職員からセクハラ被害を訴えられ、「お互いの理解に基づく私的な関係だった」と説明。一方、女性側は「強いられた関係だ」として継続的なセクハラを主張し、市が設置した第三者調査委員会もセクハラ行為と認定した。村上氏は5月31日付で辞職した。

 「市政を混乱させ深く反省する」と謝罪しつつ、すぐさま返り咲きを狙った村上氏に対し、有権者の目は厳しかった。

 もともと村上氏の支援者だったという70代男性は「市長就任後の態度などは我々の期待に応えるものだった。しかし、見えないところであのような問題行動に及んでいた。清潔ではなかった。今回の出馬は見送り、反省する期間を作るべきだった」と指摘した。

 元公務員の60代女性は「辞職した市長が間髪入れず出馬したのはおかしい」と批判。「本人の意思というよりは、村上市長の下で恩恵を受けた人たちに担がれての出馬だったのではないか」と首をかしげた。

 村上氏は市議を2期務めた後、2023年4月の田川市長選で初当選。今回の市長選には村上氏の他に無所属元職や無所属新人ら3人が立候補した。【松本昌樹】

毎日新聞

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