高市首相「領域特化型AIの推進を」 重点領域の19分野を指定

2026/07/10 20:04 

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 政府は10日、人工知能(AI)戦略本部の会合を開いた。高市早苗首相は、教育や防衛など特定の領域に特化した「バーティカルAI」などの開発を推進する方針を示した。19分野を重点領域と定め、バーティカルAIの開発と導入に向けて投資を集中させる。

 高市首相は会合で「産業構造改革や人手不足の解消につながる領域、防衛やサイバーなどの領域で戦略を作成する。官民での集中投資を実施し、フィジカルAIやバーティカルAIの開発・実装を強力に推進する」と述べた。

 バーティカルAIは、現場のデータやAIモデルを統合した領域特化型のAIのこと。現場でバーティカルAIの活用が行われると、データの蓄積が進み、ロボットなどにAIを組み込む「フィジカルAI」の開発にもつながるとされる。

 この日は19領域について、戦略のたたき台などが個別で示された。

 教育では、深い学びの実現や教師の働き方改革を目指し、AIを活用した英語教育の例を示した。

 防衛では指揮統制の意思決定をAIが支援する仕組みを推進。消防でも119番通報をAIが分析し、必要な対応を提案することで業務の効率化を図ることなどが記された。

 19領域の施策を含む、AIの開発や利活用に向けた政府の方針を示す「AI基本計画」の改定案は来週にも閣議決定される見込み。【渡辺暢、猪森万里夏】

毎日新聞

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