日韓防衛相会談 協力発展に意思疎通強化 年内往来は23年ぶり

2026/06/28 20:05 

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 小泉進次郎防衛相は28日、韓国の安圭伯国防相とソウルで会談した。中露の軍用機が27日に東シナ海や日本海の上空を共同飛行した事案について意見を交わしたといい、小泉氏は日程終了後の記者会見で「我が国に対する示威行動と捉えざるを得ない」と批判した。会談では朝鮮半島の完全な非核化に向けた意思も確認した。

 防衛省によると、日韓の防衛担当閣僚が1年以内に相手国を相互訪問するのは23年ぶり。両氏は会談で、「安定的かつ未来志向的な日韓防衛協力」の発展に向け意思疎通を強化することで一致。航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」と韓国空軍の同種部隊「ブラックイーグルス」の協力・交流を発展させる方針でも合意した。

 7日に約9年ぶりに実施した捜索・救難共同訓練を更に進展させ、防衛装備技術協力や人工知能(AI)の先端技術分野についても議論を進めていくことで一致した。また、日本の自衛隊と韓国軍が食料や燃料などを融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)についても協議したとみられる。ただ、ACSAについて韓国側は「国民が感情的に受け入れるのは現在では難しい」(李在明大統領)と慎重な姿勢を見せている。

 小泉氏はこの日、国防研究院で日韓の若者との対話イベントにも出席。記者会見で、「日韓の防衛協力・交流に関する韓国の皆様のご理解を深めていただくために、安国防相の取り計らいで実現した」と明かし、「一歩一歩着実に協力、交流を発展させていく」と述べた。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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