「まんじゅうや」認められず当選無効の神栖市長 取り消しへ提訴

2026/05/28 18:11 

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 茨城県神栖市長選で「まんじゅうや」などと書かれた2票が有効と認められず、県選挙管理委員会に当選無効と裁決された木内敏之市長(65)は28日、市内で記者会見し、裁決取り消しを求めて東京高裁に提訴したと明らかにした。木内氏は「これまでの人生、まんじゅう屋や団子屋と呼ばれながら生きてきた。裁判でその証拠を提出する」と述べた。提訴は27日付。

 2025年11月にあった市長選で木内氏と当時現職だった石田進氏(67)の得票が同数となり、公職選挙法に基づくくじ引きで木内氏の初当選が決まった。

 石田氏側の異議申し立てを受けた市選管の再点検でも同数となり、石田氏側は県選管に審査を申し立て。県選管は4月に裁決を公表し、木内氏の実家が和菓子屋を経営していることなどから市選管が有効とした「まんじゅうや」「だんごさん」の2票について、「木内氏の通称として広く使われていたとは認められない」として無効と判断した。

 木内氏は県選管の裁決について「合理的な解釈をしたとは思えない」と批判。これまで立候補した市議選や市長選で「『木内製菓の息子です』『まんじゅう屋のせがれです』と言っていた」と述べ、2票の有効性を強調した。また、石田氏の有効票の中に無効票があると主張する考えも明らかにした。【古賀三男】

毎日新聞

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