「働く場を与えない審議だ」 高市首相のX投稿に野党から皮肉
7日成立した2026年度予算を巡っては、高市早苗首相の説明責任の果たし方について野党から苦言や注文が相次いだ。
中道改革連合の階猛幹事長は7日、首相のX(ツイッター)への投稿をやり玉にあげた。
首相が5日、予算委員会審議に応じない意向を示していたとの一部報道を「全く事実ではありません」とXで否定したことに関し、「高市首相はXでは『そんなことはない』と言いながらも、国会に出ることについて実際にはかなり後ろ向きのようだ」と批判。「『働いて、働いて、働いてまいります』ということで、我々も国会で存分に働くつもりで臨んでいるが、働く場を与えないような審議の運びだったと言わざるを得ない」と皮肉った。国会内で記者団に語った。
公明党の竹谷とし子代表は7日の記者会見で、衆院審議は「職権で委員会、理事会の開催が決められる前代未聞の強行的な進め方」だったと指摘。少数与党の参院では「幾分丁寧な進め方になったかもしれない」としつつ、「首相が予算の集中(審議)に出てきて国民にしっかりと説明をする時間は、私たちが求めていたもの以下の対応だった」と振り返った。
一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は7日の会見で、首相の対応について「SNSで発信するのはこれからの潮流なので国のトップとしてやられるのはいい」と一定の理解を示した。その上で、「更問いしたいとは思うので記者会見や国会に出てきて率直に国民向けに話したらどうか」と提案。「変に(会見や答弁を)拒否してSNSばかりやっているというイメージになるのも首相が望んでいる姿ではないと思う」と言葉を添えた。【富美月、森口沙織】
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