完全停戦なら…ホルムズ海峡に自衛隊派遣の可能性、茂木氏が言及

2026/03/22 14:04 

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 茂木敏充外相は22日のフジテレビ番組で、19日(日本時間20日)の日米首脳会談で日本側が「アラスカ産の原油の倍増のため、日本が投資する」と伝えていたことを明らかにした。また封鎖状態のホルムズ海峡を巡っては「あくまでたくさんのタンカーがいる。みんなが通れる状態を作ることが極めて重要だ」と述べ、日本関係船舶が他国に先行して通過することには原則、慎重な姿勢を示した。

 首脳会談で高市早苗首相は、米国から調達する原油を日本で備蓄する共同事業を実現したいとトランプ大統領に伝達した。茂木氏はアラスカ産原油倍増を提案した理由について「米国にとっては中間選挙もにらんで、物価、ガソリン価格が一番大きい」と指摘した上で、市場を落ち着かせるための提案だったと明かした。「かなりトランプ氏に響いた」と振り返り、提案が日本に対するホルムズ海峡への艦船派遣要求を回避するために奏功したとの認識も示した。

 その上で、今後、ホルムズ海峡に自衛隊を派遣できるケースとして、「仮に完全に停戦になった時には、機雷掃海なども出てくるかもしれない」と述べた。

 また、イランのアラグチ外相が共同通信のインタビューで、日本側との協議を経て日本関連船舶のホルムズ海峡の通過を認める用意があると明らかにしたことに関し、茂木氏は、これまでのアラグチ氏との電話協議ではそのような意向は示されていないと明らかにした。【野間口陽】

毎日新聞

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