<1分で解説>衆院予算委、与党が採決強行 野党「常軌逸している」

2026/03/04 15:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 衆議院予算委員会が2026年度予算案の採決に向けて、中央公聴会を10日に開くことを決めました。予算審議の冒頭3日間で行う基本的質疑を終えたばかりの時期に、中央公聴会の日程を決めるのは異例で、野党は「質疑時間が不十分だ」と反対しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「衆院予算委員会の異例の進行」を解説します。

Q どうして中央公聴会を10日に開くことになったの?

A 自民党と日本維新の会が賛成し、多数決で10日に開くことを決めました。坂本哲志予算委員長が職権で議題にすることを決め、議決を強行しました。

Q どうしてこんなに急いでいるの?

A 与党は予算案を年度内に成立させるため、13日に予算案の衆院通過を目指しています。高市早苗首相が通常国会冒頭で唐突に衆院解散に踏み切ったため、予算審議が遅れました。

Q 例年と比べて早いのかな。

A 例年、当初予算案は衆院で1カ月程度かけて審議します。与党が目指す通りの日程なら、例年の半分程度になり、異例の短さになります。

Q 今回の進め方に問題はなかったの?

A 与党は衆院選の圧勝を受け、「数の力」を背景に野党の反対を押し切って採決しました。中道改革連合の重徳和彦国対委員長は「常軌を逸している」と与党側の国会運営を批判しました。

毎日新聞

政治

政治一覧>

注目の情報