北海道・神恵内村長選 「核のごみ」調査推進の現職・高橋氏が7選

2026/02/22 19:51 

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 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定に向けた文献調査が行われた北海道神恵内(かもえない)村で22日、任期満了に伴う村長選が投開票され、調査を推進してきた無所属現職の高橋昌幸氏(75)が、無所属新人の2人を破り7選を果たした。

 得票数は高橋氏が507票で、調査反対を掲げた書道用品販売業の井田和夫氏(73)と、条件付きで次の段階である概要調査への移行に賛成する清掃会社員の岸伸一氏(46)はそれぞれ11票。投票率は87・85%。

 2020年に文献調査受け入れを表明し、概要調査移行にも前向きな高橋氏は、村内の事務所で支持者らと当選を喜び、「最終処分場はどこかでやらないといけない。言い出した本人なので最後までやるべしと申し上げるつもり」と話した。

 核のごみの最終処分地選定を巡っては、20年11月に神恵内村と北海道寿都(すっつ)町で文献調査が始まり、24年11月に事業主体の原子力発電環境整備機構(NUMO)が調査報告書を公表。今後、経済産業相が両町村長と鈴木直道知事に概要調査移行への是非を聞き取る。

 寿都町では25年10月の町長選で、調査を推進してきた現職が当選。鈴木知事は「現時点で反対」と繰り返している。【森原彩子】

毎日新聞

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