維新・藤田氏 議員定数削減は「比例でバッサリいったらいい」

2025/10/24 19:39 

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 日本維新の会の藤田文武共同代表は24日、自民党との連立政権合意書に盛り込んだ衆院議員定数の削減について、「個人的には比例でバッサリいったらいいと思う。一番スピーディーだし、シンプルだ」と述べた。国会内で記者団に答えた。

 藤田氏は衆院比例代表は小選挙区との重複立候補者の復活当選が多いとして「よく『ゾンビ議員』とやゆされる。違和感を持つ国民が多いことも考えなければならない」と指摘。選挙区制度のあり方は「削減を確定させた後に議論しても構わない」とし、定数削減を優先すべきだとした。

 定数削減については自民の鈴木俊一幹事長も「小選挙区の定数を削減するのは、なかなか難しい」との認識を示しており、自民、維新両党は比例定数削減を中心に検討するとみられる。だが、野党側には少数政党への影響が大きいとして反発もある。【園部仁史】

毎日新聞

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