「自民総裁選は1年前の敗者復活戦」 立憲・野田代表が皮肉

2025/09/12 14:51 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 立憲民主党の野田佳彦代表は12日の記者会見で、来月4日に実施される自民党総裁選について「今出てきている顔ぶれは1年前にも挑戦をされた人ばっかり。1年前の敗者復活戦みたいなものだ」と皮肉った。その上で「前回と同じ主張だったら意味がない。(自民が)参院選で敗れた後に、どういう主張を展開してくるのか見定めたい」と述べた。

 総裁選には茂木敏充前幹事長が出馬を表明したほか、小泉進次郎農相や高市早苗前経済安全保障担当相、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保担当相が立候補の意向を固めており、いずれも昨年の総裁選に立候補している。

 また、野田氏は昨年10月に石破茂首相が就任後、すぐに衆院解散に踏み切ったことを踏まえ「新しい人が選ばれた後に、解散という可能性はなくはない。立ち遅れることがないようにしなければならない」と述べ、逢坂誠二選対委員長に、次期衆院選に向けた総合選挙対策本部の設立を指示したことを明らかにした。【池田直】

毎日新聞

政治

政治一覧>

注目の情報