<1分で解説>自民総裁選出馬の茂木氏、連立や消費減税への考えは?

2025/09/15 12:40 

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 自民党総裁選への立候補を表明した茂木敏充前幹事長が14日のフジテレビ番組で、「基本政策が一致する政党と連立の枠組み拡大を模索したい」と話しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「自民党総裁選と茂木氏の考え」を解説します。

Q 茂木氏は野党との連携のあり方について何を語ったの?

A 「(協力交渉を)個別政策ごとにやっていくのでは政治が前に進まない」と語りました。そのうえで、連立の枠組み拡大に触れました。

Q どんな政党と連立を考えているの?

A 日本維新の会や国民民主党について、「2大政党ではない形のものを求めていくということでも考え方は一致している」としました。

Q もし連立の枠組みを拡大したら選挙はどうなるの?

A 茂木氏は「どの党と連立するにしても選挙区調整は必要になってくる」と言っていますが、「まずは連立を組んで。それから考えないと。選挙区調整から入ったら、どの党とも連立の話は進まない」とも述べています。

Q 政策に関する発言は?

A 茂木氏はBSテレ東番組にも出演し、野党が求める消費税減税について「仮に消費税を減税するといっても明日から始められない。準備するのに1年以上かかってしまう」と否定的な考えを示しました。その代わり「今までと1桁違う、兆円単位の『生活支援特別地方交付金』をつくって物価高を上回る賃上げを2年以内にやっていかなくてはならない」と主張しました。

毎日新聞

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