維新・吉村代表 参院選の目標「候補者全員の当選と与党過半数割れ」

2025/06/25 19:40 

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 日本維新の会の吉村洋文代表は25日、参院選(7月3日公示、20日投開票)を前に、毎日新聞などのインタビューに応じ、参院選の目標について「候補者全員の当選と、与党の過半数割れ」と述べた。目標に届かなかった場合の責任の取り方については、国政選挙後に代表選を実施するかどうか決めるとする党規約のルールを挙げて「その審判に服することになる」と述べた。

 参院選での目標を巡っては、吉村氏は代表就任後の2024年12月、記者会見で「現有議席以上を目指す」と発言。当時は参院に改選6議席を有していたことから「6議席以上が目標」と報じられた。これに対して、党内からは「維新は高い目標を掲げる政党ではなかったのか」などと反発の声が相次いだ。

 獲得議席ゼロに終わった東京都議選(6月22日投開票)について、吉村氏は「都議会の1議席を守ることができず力不足だったが、国政選挙とイコールかといえば、それは違う。(参院選で)有権者は国政で信頼できるかどうかを投票の基準にするだろう」と述べ、影響を否定した。

 主な政策として、吉村氏は社会保険料を下げる改革を挙げた。【岡崎英遠、鈴木拓也】

毎日新聞

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