自民党の森山裕、公明党の西田実仁、国民民主党の榛葉賀津也の３党幹事長が４日、国会内で会談し、高騰が続くガソリン価格について６月から引き下げる方針で合意した。

　会談後、森山氏は記者団に「補正予算を組まない形で精査してできるだけ早く、６月から対応していく」と述べた。引き下げの方法については「一定の金額を決めて補助する方向がいい」と語った。西田氏は引き下げの期間について「年度内を想定している」と話した。榛葉氏はガソリンの暫定税率廃止を求めるとした上で、「手法と（引き下げ）幅はこれからの協議だ」と述べた。【東久保逸夫、野間口陽、遠藤修平】