トランプ氏、対露制裁法の実施を見送り ロシアへの融和姿勢鮮明
トランプ米大統領は16日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアに対する制裁法に関し、露産原油や天然ガスを購入する主要国に対して課すとしていた100%の関税の適用を免除すると発表した。制裁法は7月に死去した親ウクライナの筆頭格で与党・共和党のグラム氏が主導。トランプ氏が9月に署名し、成立していた。実施を見送った格好で、ロシアに配慮する姿勢が一層鮮明になった。
トランプ氏は16日、適用を免除する大統領令に署名した。大統領には免除権限が認められている。法律は露産原油や天然ガスを購入する上位5カ国に100%の関税を課す内容で、ロシアの戦費調達に打撃を与える狙いがあった。免除期間は明示されていない。トランプ氏は今回の決定が「国益にかなう」とする文書を議会に提出したという。
今回の決定に対し、議員からは批判の声が上がっている。親ウクライナで共和党のベーコン連邦下院議員はX(ツイッター)で「大統領は戦争を終わらせるのではなく、長引かせようとしている」と訴えた。グラム氏とともに法案を主導した民主党のブルーメンソル上院議員もトランプ氏の決定について「我々の国家安全保障とは何の関係もない。プーチン(露大統領)にこびへつらうだけだ」と反発した。
米国では中間選挙(11月3日投開票)が近づく中、軽油価格が高止まりしており、とりわけ共和党が地盤としてきた農業州で逆風が強まっている。こうした中、トランプ氏は価格の抑制に躍起になっているとみられ、対露制裁を一部緩和し、米国などへの軽油の供給でロシアと合意した。
トランプ氏はロシアへの融和的な姿勢を示す一方で、ウクライナがロシアの製油所を攻撃し軽油価格の高騰につながっていると主張。ゼレンスキー大統領の退陣に言及するなど、圧力を強めている。ウクライナも米側への不信を強めている模様で、双方の亀裂があらわになっている。【ワシントン松井聡】
-
<特派員の目>順調な出だしのバーナム英首相 好感度が高い理由は=福永方人
象徴的な演説だった。「父が望んだ英国を築き上げるために全力で闘う」。9月29日の英労働党大会。バーナム首相は、2週間前に亡くなった父親への思いを涙声で語りなが…国 際 13時間前 毎日新聞
-
ユダヤ人入植者による車襲撃、仏市長が負傷 ヨルダン川西岸
イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸タイベ村で17日、オリーブの収穫の様子を視察に訪れていたベルギーなど欧州3カ国の外交官の車がユダヤ人入植者の襲…国 際 16時間前 毎日新聞
-
ユダヤ人入植者が欧州3カ国外交官の車襲撃 ヨルダン川西岸
イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸タイベ村で17日、オリーブの収穫の様子を視察に訪れていたベルギーなど欧州3カ国の外交官の車がユダヤ人入植者の襲…国 際 23時間前 毎日新聞
-
ルーマニア、領海上空でドローン2機を撃墜 黒海防衛巡り緊張
ルーマニア国防省は17日、領海上空に無人航空機(ドローン)2機が相次いで侵入し、F16戦闘機が緊急出動して撃墜したと発表した。ルーマニア沖では民間船へのドロー…国 際 23時間前 毎日新聞
-
ゼレンスキー氏「露の攻撃継続させるだけ」 米対露制裁法見送り
ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、トランプ米大統領が対露制裁法の実施見送りを発表したことを受け、X(ツイッター)で、「米国の制裁措置の停止、侵略者への圧…国 際 2026年10月17日 毎日新聞
サイトマップ















