台湾の蔡英文前総統、退任後初の訪米 大学で協力深化訴え

2026/10/08 18:50 

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 台湾の蔡英文前総統は7日、米西部カリフォルニア州のスタンフォード大で開かれた科学技術と安全保障に関するフォーラムで講演し、「台湾との協力深化が地域の安定と民主国家全体のレジリエンス(回復力)向上につながる」と訴えた。蔡氏の事務所が明らかにした。

 台湾メディアによると、蔡氏の訪米は2024年5月の総統退任後初めて。今月5日に米国に到着し、ペロシ元下院議長(民主党)と面会したり、在サンフランシスコ台北経済文化弁事処(領事館に相当)のパーティーに出席したりした。

 蔡氏は講演で、科学技術と国家の安全は密接不可分の関係にあると指摘。「先進的な製造業とエンジニア人材、完全な電子産業のサプライチェーン(供給網)を擁する台湾は不可欠なパートナーだ」と述べた。

 蔡氏は2期8年にわたって総統を務め、今も内外で高い知名度を持つ。退任後、今年6月にイタリアで開かれた女性リーダーの国際会議に出席するなど、少なくとも4度にわたって欧州を訪問。日本には25年9月に静養目的で訪れたが、公の場での活動や日本政府関係者らとの接触は確認されていない。【台北・林哲平】

毎日新聞

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