インドネシアでテングザル12頭焼死 森林火災で逃げ切れず

2026/09/16 17:13 

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 インドネシア・南カリマンタン州で、絶滅危惧種のテングザル12頭が、森林火災に巻き込まれて死んでいるのが見つかった。国営アンタラ通信が16日までに伝えた。自然保護当局は、生息地が限られていたことに加え、火の勢いが強く、強風も重なったため、逃げ切れなかった可能性があるとしている。

 火災が起きたのは南カリマンタン州南フルスンガイ県のバリマウ村。テングザルの生息地は道路を挟んで村有地と住民所有地に分かれ、火災は主に住民所有地側で広がった。周辺には約60頭が生息していたとみられる。ニシキヘビ1匹とキングコブラ1匹も死んでいた。

 インドネシアでは今年、森林・泥炭地火災が過去10年余りで最も深刻な状況となっている。カリマンタン島やスマトラ島の7州で1250万人以上が煙害にさらされ、火災に関連する呼吸器疾患の患者は11万人を超えた。

 西カリマンタン州では、煙を吸ったり、やけどを負ったりしたオランウータンの保護も相次いでいる。【バンコク小泉大士】

毎日新聞

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