米ウィスコンシン州知事選 民主党予備選で穏健派の元議員が勝利

2026/08/12 18:44 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米中西部ウィスコンシン州で11日、11月の中間選挙で実施される州知事選に向けて候補を絞り込む民主党予備選が投開票された。米メディアによると、穏健派のデービッド・クロウリー元州下院議員と急進左派のフランチェスカ・ホン州下院議員による新人同士の事実上の一騎打ちで、大接戦となったが、クロウリー氏が当選を確実にした。

 連邦議会選に向けた民主党の予備選では、急進左派が党主流派の推す穏健派を相次いで降していた。州知事選でも勝利すれば党の左傾化を強く印象付けることから注目が集まっていた。

 韓国系移民の両親を持ち「民主社会主義者」を自称するホン氏は、選挙戦で最低賃金の引き上げや高所得者への増税などを主張。SNSを駆使して若者を中心に浸透し、事前の各種調査では大幅なリードが伝えられていた。

 ウィスコンシンは民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)し、11月の本選でも接戦が見込まれている。民主党内ではホン氏の「当選可能性」を不安視する向きもあり、3選出馬を見送った民主党現職のトニー・エバーズ知事ら党主流派はクロウリー氏を支援。クロウリー氏は「最終的な目標は共和党候補に勝つことだ」などと強調し、支持を訴えていた。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報