「佐渡島の金山」展示で日本に追加措置要求 世界遺産委が決議

2026/07/23 16:23 

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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は23日に開いた世界遺産委員会で、世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」(新潟県)の展示内容などを巡り、日本側に追加の措置を求める決議文を採択した。

 世界遺産委は韓国南東部・釜山市で開かれている。決議文は、全ての採掘期間を通じた「全体の歴史」を包括的に説明すべきだとした世界遺産委の要求に対する日本政府の取り組みに「一定の進展があった」と評価。一方で「十分ではない」と指摘し、説明や展示を強化するよう求めた。

 佐渡島の金山は2024年に世界遺産に登録された。韓国は当初、戦時中に朝鮮半島出身者の強制労働の現場だったと反発。日本は、戦時中を含めた全体の歴史の説明に努めると約束し、韓国の同意を得た経緯がある。現地では、朝鮮半島出身者が特に過酷な労働に従事していたことなどを展示で説明している。

 日本政府は25年12月、歴史の説明や展示を強化するとした保全状況報告書をユネスコに提出していたが、23日の決議文は、27年12月1日までに報告書を再提出することも求めた。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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