インドで「ゴキブリ人民党」の抗議活動拡大 教育相の辞任求め

2026/07/20 22:20 

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 インドの大学入試の不正疑惑を巡って教育相の辞任を求めている団体「ゴキブリ人民党(CJP)」の抗議活動が勢いを増している。インドメディアによると、20日には若者らが首都ニューデリーの国会議事堂に向けデモ行進を始め、治安当局が規制を強化。複数のけが人も出ている模様だ。

 ロイター通信などによると、20日朝には1万人超の参加者が首都中心部の会場に集結した。周辺では、当局が催涙ガスを噴射するなどして一部の活動を制止。「安全上の理由」から現場近くの五つの地下鉄駅が閉鎖されるなど交通機関にも影響が出ている。

 抗議活動が拡大する中、CJPは20日、政府から協議の申し出があったとし、政府高官と面会し、団体の要望を伝えたと明らかにした。

 CJPは、インドの最高裁長官が5月中旬、失業中の若者らを「ゴキブリ」に例えて侮辱したことを受け、在米インド人のアビジート・ディプケ氏が創設した。

 名称は与党・インド人民党(BJP)をもじったとみられ、発足後はインドの若者らの支持が急拡大。その後はインドで5月に実施された医学系学部の大学入試問題が試験前に流出した疑惑を巡り、教育相の辞任などを求めて各地で抗議活動を実施していた。

 CJPの活動には、教育改革に力を注いできた著名な活動家ソナム・ワンチュク氏が加わり、ニューデリーでハンガーストライキを続けてきた。一方で、高裁の指示を受けた地元警察が18日、ワンチュク氏を病院へ搬送。活動の現場から「排除」されたとして、若者らが反発を強めていた。【ニューデリー松本紫帆】

毎日新聞

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