トランプ政権、UNHCRからの脱退検討か 難民支援に影響必至

2026/07/21 11:35 

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 ロイター通信は20日、トランプ米政権が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの脱退を検討していると報じた。

 UNHCRの幹部人事を巡り、政権の意向が反映されなかったことが要因。米国はUNHCRの最大の資金拠出国で、国連幹部などが説得にあたっているという。

 報道によると、トランプ政権はUNHCRの副事務局長選出を巡り、現在の業務に批判的で、組織改革を訴えている米国の候補を支援していたが、別の穏健派の米国人外交官が選ばれたという。

 米国は2025年、UNHCRに約8億6800万ドル(約1400億円)を提供しており、最大の貢献国となっている。

 UNHCRは6月、25年の難民数は4160万人と発表。紛争が起きているウクライナや南スーダンなど6カ国の出身者が7割以上を占めている。25年は24年より資金が約3割足りない状況で、すでに多くの職員の解雇に踏み切った。米国が脱退した場合、難民支援に大きな影響が出るのは必至だ。

 トランプ氏は「国連がうまく運営されていない」などと批判的で、25年1月の就任後に国連教育科学文化機関(ユネスコ)や世界保健機関(WHO)などから脱退。今年1月にも国連の気候変動枠組み条約(UNFCCC)を含む多数の国際的な枠組みからの脱退を表明した。【ニューヨーク三木幸治】

毎日新聞

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