ドイツ銃撃の容疑者、親権巡るトラブルか 母子支援施設6人死亡
独北部ハンブルク近郊シュターデの母子支援施設で29日、銃撃事件が発生し、6人が死亡した。ドイツメディアによると、警察は現場から逃げようとした容疑者の男性を拘束。入所する子どもの親権を巡るトラブルが原因とみられる。
独DPA通信などによると、施設には何らかの事情で自宅で暮らせない母子が滞在している。容疑者は、ドイツ北部に住むトルコ系の男性(45)で、この日、施設を訪れた際に発砲した。施設に入所する生後3カ月の娘の親権争いが動機だった可能性が高いという。
発砲により、施設スタッフの男性2人、女性4人が犠牲となった。娘と、一緒に入所する母親にけがはなかった。
男性は銃の所有許可証を持っていなかったという。車で逃走しようとしたが、警察官がタイヤに発砲し、拘束された。
ドイツでは、スポーツや狩猟などの目的に限り、18歳以上が許可制で銃を所持できる。免許取得には適性などが考慮され、規制は厳格とされるが、国外から流入する銃の違法所持が問題となっている。
不特定多数が殺傷される事件では、2009年に南部ウィンネンデンで17歳の少年が中等学校で銃を乱射し生徒ら15人が死亡した事件などがある。【ベルリン五十嵐朋子】
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