欧州5カ国首脳が会談 NATO首脳会議前に米との関係など議論

2026/06/25 10:50 

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 英仏独伊とポーランドの欧州5カ国首脳が24日、ベルリンで会談した。7月7、8日にトルコで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、NATOへの関与を低下させつつある米国との関係などを議論したとみられる。

 会談後、首脳らは「同盟において米国が引き続き重要な役割を担っていることを認識する」との共同声明を発表した。「欧米の安全保障と結束への揺るぎない関与を確認する」と表明。欧州が軍事費の増額に向け取り組み、より大きな責任を果たすとも強調した。

 声明ではイラン情勢について、戦闘終結に向けた米国とイランの覚書を歓迎。ホルムズ海峡の通航再開を巡り「状況が許せば速やかに、英仏が主導する多国籍軍事ミッションに参加する」との方針を示した。

 会談にはトランプ米大統領との会談を控え、ワシントンを訪問中のNATOのルッテ事務総長もオンラインで参加し、首脳らと立場をすり合わせた。

 トランプ氏は、米国の対イラン軍事作戦に欧州が非協力的であるとして不満を募らせてきた。だが今月フランスであった主要7カ国首脳会議(G7サミット)が大きな波乱なく終わり、米欧関係は緊張緩和の兆しを見せている。欧州は米国との関係を維持したまま、首脳会議を成功に持ち込みたい考えだ。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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