「AIと交際の同年代知人いる」 英国12~16歳男子の2割

2026/05/29 11:16 

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 英国の12~16歳の男子の2割が、同年代で対話型の人工知能(AI)と「交際」する人を知っているとの調査結果を、英コンサルタント企業が明らかにした。AIが「彼女」や「彼氏」となって会話するアプリの利用が広がっている現状は知られているが、未成年の間での普及度を示すデータは珍しい。

 この調査は、職場などでのジェンダー平等の実現に取り組む企業「Male Allies UK」が1~2月、12~16歳の男子1000人超に対話型AIなどの利用状況を聞いたもの。最終集計はまとまっていないが、同社が結果の概要を毎日新聞に提供した。

 8割強が対話型AIと会話した経験があった。4割強は「対話型AIには恥ずかしさを感じずに質問できる」、2割強は「実生活の人間関係よりも対話型AIとのつながりの方が気分がいい」と答えた。「家族や友人よりも対話型AIとの会話を好む」との回答も3割強に上った。

 一方、1割弱は「AIを使って友人の性的画像を作成したことがある」といい、うち半数強は「家族の性的画像も作成したことがある」と答えた。

 対話型AIは利用者に迎合的な回答をする傾向があり、依存や判断のゆがみを生む危険性も指摘されている。

 ビジネス心理学者でもある同社のリー・チャンバース最高経営責任者(CEO)は「現実の人間関係には摩擦や抵抗もある。対話型AIを多用すると、実社会で人とのつながりを築くスキルに影響し、孤立してしまう恐れもある」と懸念を示す。【ロンドン福永方人】

毎日新聞

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