韓国、北朝鮮に対話の意思伝達 シンガポール外相通じ 韓国報道

2026/05/29 11:03 

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 韓国の趙顕(チョ・ヒョン)外相が、シンガポールのバラクリシュナン外相を通じて、北朝鮮に「平和共存のため対話をしよう」との意思を伝えたと明らかにした。聯合ニュースが29日、報じた。バラクリシュナン氏は趙氏に「(北朝鮮側に)今すぐに対話に応じる気配はなかった」との感触を伝えたという。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は韓国を「主敵」と位置づけ、韓国との対話の窓口を断ち切っている。

 バラクリシュナン氏は、北朝鮮の首都・平壌で26日に崔善姫(チェ・ソンヒ)外相と会談し、27日には最高人民会議の趙甬元(チョ・ヨンウォン)常任委員長と会談していた。この際、北朝鮮側に韓国のメッセージを伝えたとみられる。バラクリシュナン氏はその後、韓国を訪問。28日に趙氏と会談していた。

 バラクリシュナン氏は北朝鮮側に「無人機(ドローン)を(韓国の市民らが)北朝鮮に飛ばしたのは間違っていた。そんなことはしないので、対話のテーブルについてほしい」との韓国の思いも伝えたという。

 バラクリシュナン氏は訪韓後、自国メディアに、北朝鮮は米国とも対話の意思が無いとの感触を明かした。

 北朝鮮メディアは、バラクリシュナン氏が趙甬元氏、崔氏と会談したと報じたが韓国側からのメッセージについては伝えていない。

 シンガポールは北朝鮮との友好関係を維持しており、2018年にはトランプ米大統領と金氏による初の米朝首脳会談の開催地となった。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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