「国連本部が断固対応」 UNRWA跡地にイスラエルが軍施設計画

2026/05/22 20:55 

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 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のクリスチャン・サンダース事務局長代理が22日、日本記者クラブで記者会見し、イスラエルが接収したUNRWA本部にイスラエル軍の施設を建設する計画について「国連本部が断固とした対応をする」と明らかにした。

 イスラエルは国内でUNRWAの活動を禁止する法律を施行しており、1月には東エルサレムのUNRWA本部などを破壊。イスラエルメディアによると、同国政府は17日、UNRWA本部跡に軍の博物館や徴兵事務所を建設する計画を承認した。サンダース氏は会見で「国連が持つ特権や免責事項、原理原則に反する」と批判した。

 イスラエルが攻撃を続けるパレスチナ自治区ガザ地区を巡っては「空爆が続いており、非常に厳しい状態」と説明。「和平プロセスを加速させないといけない。復旧復興に当たることが必要だ」と指摘し、イスラム組織ハマスには武装解除、イスラエルにはガザからの撤退を求めた。UNRWAは1億ドルの資金不足に陥り、サービスの提供時間を2割削減しているとして、日本などの国連加盟国に追加拠出を要望した。【片野裕之】

毎日新聞

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