トランプ氏「もっと減らす」 駐独米軍の削減規模、さらに拡大か

2026/05/03 14:33 

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 トランプ米大統領は2日、ドイツに駐留する米軍約5000人を撤収させる米国防総省の決定に関し、「5000人よりももっと多く減らすだろう」と述べ、さらに大規模に削減する可能性に言及した。南部フロリダ州で記者団に語った。トランプ氏はメルツ独首相が対イラン軍事作戦に批判的な発言をしていることにいらだっており、懲罰的な措置だとみられている。

 一方で、駐留米軍の削減には与党・共和党からも懸念する声が上がっている。ウィッカー連邦上院軍事委員長とロジャース下院軍事委員長は2日、連名で声明を発表。欧州の軍事力が十分に向上しないまま米軍を削減した場合、「抑止力を弱体化させ、(ウクライナに侵攻するロシアの)プーチン(大統領)に誤ったシグナルを送る危険性がある」と強調した。

 また、部隊を撤収させるのではなく、「東方」に移動させることで、欧州での抑止力の維持につながるとも訴えた。

 ドイツは米軍にとって欧州最大の拠点で、3万5000~4万人が駐留している。【ワシントン松井聡】

毎日新聞

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