イラン外相、パキスタンと再び協議 トランプ氏「会う理由ない」
米イランの戦闘終結に向けた協議を巡り、イランのアラグチ外相が26日、交渉仲介国のパキスタンを訪問し、首都イスラマバードでパキスタン軍のムニール陸軍元帥と会談した。国営イラン通信(IRNA)が報じた。アラグチ氏は25日にもパキスタンを訪問し、その後、オマーンも訪れており、外交を活発化させている模様だ。
トランプ米大統領は25日、米側代表団のパキスタン入りを中止すると発表し、米イランの直接交渉のめどは立っていない。
トランプ氏は26日、米FOXニュースの電話インタビューでイランについて「もし話をしたいならこちらに来たり、電話をかけたりできる」と述べ、交渉では米側が主導権を握っていると強調した。「彼ら(イラン)は核兵器を持つことはできない。そうでなければ、会う理由などない」とも話した。
トランプ氏はさらに、イランの政権内部には「非常に理性的な者もいれば、そうでない者もいる。激しい内紛が起きている」と述べ、イラン側の意思決定に支障が出ているとの見方を改めて示した。
一方、イスラエルと、イランから支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘を巡り、ロイター通信は26日、イスラエル軍がレバノン南部を空爆し、14人が死亡、37人が負傷したと報じた。イスラエルとレバノンは米政府の仲介で一時停戦に合意し、23日に延長で合意したばかり。しかしイスラエルとヒズボラ双方が「停戦合意違反」を主張して衝突する事態が続いている。【ワシントン平野光芳】
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