梨泰院クラス翻訳家らが同人誌創刊 日韓ギャップのネタが人気
ドラマやウェブ漫画など韓流エンタメの翻訳者による文芸同人誌「ゆる韓」が創刊され、韓流ファンを中心に読者を広げている。第一線で活躍する翻訳者6人が「自分の言葉で書く」をモットーに、日常的な日韓の文化差ネタや翻訳の舞台裏を包み隠さず書いた内容で、商業雑誌にはない熱量が共感を呼んでいるようだ。【堀山明子】
「ゆる韓」は、昨年11月に開かれた「文学フリマ東京41」に出店する形で発売を開始。執筆者らのSNSで告知しただけだが、フリマで100部以上売れたほか、ネット注文も相次ぎ、実売数は600部を超えた。
創刊したのは、「梨泰院(イテウォン)クラス」(2020年)をはじめ韓流ドラマの翻訳をてがける金光英実さんや、ウェブ漫画翻訳者のSakeさんら6人。ここに編集者として、韓流ライターや編集者のキャリアを持ち、韓流自分史プロデューサーとして活動する野田智代さんが加わった。
それぞれ既に韓流分野で名前が知られ、活躍するメンバーが、なぜ同人誌の創刊なのか。出版社に企画を持ち込めば歓迎されそうにみえるが、あえて「自分の言葉」にこだわる同人誌スタイルを選んだという。
「商業誌ではなく、自分の伝えたいことや、自分が訳したいものを文フリで出したい」。野田さんによると、昨年5月ごろ、金光さんからこう持ちかけられたという。「書店には並ばない本づくり」に携わってきた野田さんは、同志を得た思いで「じゃあ、私が編集する!」と応じた。赤字覚悟どころか、執筆者が出資しあう覚悟だった。
タイトルの「ゆる韓」には、「自分たちの表現したいことをゆるく語れるような本にしたい」という思いが込められている。
創刊号のイチオシ企画は、「ひとつの原文、5人の翻訳者が訳してみた!」。書き出しから個性があふれ、翻訳には正解がないという奥深さが味わえる。
また、「もうすぐ着く」の解釈を巡る日韓ギャップ、SNSの反応速度やマナーなど、日常生活の気づきがユーモアたっぷりに描かれている。記者もソウル滞在歴は計12年以上になるが、「あるある!」とうなずくエピソードが多い。その指摘が決して韓国への非難ではない。日韓をまたにかける生活者の筋トレ日誌のような前向きな書きっぷりは、読んでいて元気になる。
金光さんは「韓国ってこんな一面もあるんだ。翻訳者ってこんなことを考えているんだ。そんなふうに楽しんで読んでもらえたらうれしい」と話している。
「ゆる韓」(税込み1250円)は以下のサイトで注文できる。https://yurukan.booth.pm/items/7702518
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