イスラエルの戦争に引き込まれた? イラン攻撃巡りMAGA派が批判
イランへの軍事作戦を巡り、米国とイスラエルの密接な関係に対して、トランプ米大統領の支持層である「MAGA(マガ=米国を再び偉大に)」派の一部が批判を強めている。ルビオ米国務長官が2日、米側がイランを攻撃した背景として、イスラエルの影響を挙げたためだ。イスラエルに対する意見の相違はマガ派の亀裂の一因となっており、軍事作戦も新たな「火種」となっている。
ルビオ氏は2日、記者団に「イスラエルがイランに対して行動を起こすことは分かっていた。それがイランによる米軍への攻撃を引き起こすことも分かっていた」と述べた。イスラエルが単独でイランを攻撃すれば米軍が報復を受けて被害が拡大するとの理由で、米国は当初から協調行動を選んだと説明したが、これが「イスラエルの戦争に巻き込まれたのでは」との疑念を強めた。
米メディアは、イスラエルのネタニヤフ首相がトランプ氏に攻撃をはたらきかけたり、2人が攻撃に向けて調整したりしていたと報じている。ただ、米政権は、イランへの攻撃はあくまで米側の自主的な判断だと説明しており、ルビオ氏の発言はこれと矛盾する。
イスラエルの影響を示唆したルビオ氏の発言を受け、批判の声を上げたのがマガ派の一部だ。そもそも米国とイスラエルは「特別な関係」と言われるほど歴史的に緊密だ。だが、国内問題を重視するマガ派の一部はイスラエルへの過度な肩入れに否定的だ。イスラエルが米国の政治やメディアに陰で影響を与えていると批判する人もいる。
トランプ支持者で著名なインフルエンサーのマイク・サーノビッチ氏はX(ツイッター)で、「彼(ルビオ氏)は多くの人が推測していたことを言った。(軍事作戦の)撤回を求める大きな声が上がるだろう」と主張した。
一方、トランプ氏は3日、記者からイスラエルが米国を戦争に引き込んだのかを聞かれると、「私の方が強制したかもしれない。彼ら(イラン)が先に攻撃してくるというのが私の考えだった」と述べた。ルビオ氏も3日、イランへの攻撃はあくまでトランプ氏の決断だったとして火消しを図った。【ワシントン松井聡】
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