<1分で解説>ザポリージャ原発が「拷問施設」に NGOが報告

2025/07/11 14:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ロシアが占拠しているウクライナ南部のザポリージャ原発が軍事拠点となり、「ウクライナ人職員が拷問を受けている」とウクライナの非政府組織(NGO)が報告しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ロシア軍によるウクライナ原発での拷問」を解説します。

Q ザポリージャ原発ってどこにあるの?

A ザポリージャ原発は、ウクライナ南部のザポリージャ州エネルゴダール市にあります。

Q どんなNGOが報告したの?

A 「トゥルース・ハウンズ」です。ウクライナでロシアによる戦争犯罪を調査しているNGOです。

Q ロシア軍は原発で何をしているの?

A NGOによると、ロシア軍は原発を軍事拠点として使い、重機を持ち込んで駐留し続けています。

Q 原発の職員はどんな被害を受けているの?

A ウクライナ人職員は、ロシア側の指示に従わないと殴られたり、電気ショックを使った「拷問」を受けたりしています。

Q ひどいね。

A 「家族に危害を加える」と脅されるなど、心理的な圧力も加えられているそうです。市内には地下拷問施設が少なくとも七つあるとされています。

Q 原発の安全は大丈夫なの?

A 原発の冷却水を供給するカホフカ水力発電所のダムもロシアの攻撃で壊されていて、安全がとても心配されています。

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報