日米韓が戦闘機訓練を実施 李政権発足後初の合同演習

2025/06/18 17:32 

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 韓国国防省は18日、米韓空軍と日本の航空自衛隊が同日午前に南部・済州島南方の韓国公海上で、戦闘機による空中訓練を実施したと発表した。4日に韓国の李在明(イジェミョン)政権が発足して以降、日米韓の合同軍事演習が行われるのは初めて。

 同省は訓練について、「高度化する北朝鮮の核・ミサイル脅威を抑止するための韓米日協力を強化し、朝鮮半島と周辺地域の平和と安定を維持するために行った」と説明。「今後も堅固な韓米同盟を基盤に、韓米日の訓練を続けていく」とコメントした。

 韓国からF15K戦闘機が2機、米国からF16戦闘機が6機、日本からF2戦闘機が2機、参加した。

 この日、李大統領と石破茂首相は訪問先のカナダで日韓首脳会談を実施。両首脳は北朝鮮の核・ミサイル問題や拉致問題で日韓、日米韓で緊密に連携することを確認した。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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