トランプ氏の映画100%関税案 「南半球のハリウッド」豪州が反発
トランプ米大統領が米国外で製作された映画作品に「100%の関税を課す」と表明したことに対して、「南半球のハリウッド」とも呼ばれるオーストラリアで大きな懸念が広がっている。関税措置の詳細は不明だが、業界団体は「世界中に衝撃をもたらす」と反発。豪政府は5日に「豪州の映画産業を断固として擁護する」との立場を表明した。
豪政府は、大規模な映画・テレビ番組の製作を促進している。国内で撮影する製作会社に対し、税金の優遇措置を導入。多くの州が製作費の補助など独自の支援も行っている。
豪政府機関「スクリーン・オーストラリア」によると、2023~24年に17億豪ドル(約1570億円)が豪州での映画・テレビ製作に費やされ、うち半数弱の7億6800万豪ドル(約710億円)が海外作品だった。
ニュースサイト「豪ガーディアン」によると、最近も「フォールガイ」「猿の惑星 キングダム」などの人気米映画が豪州で製作された。米国で人件費など製作費が高騰していることも「海外流出」に拍車をかけているとみられる。
トランプ氏は4日、自身のソーシャルメディアで「外国は映画製作者を米国から引き離そうとしている」と主張。外国で製作された作品に「100%の関税」を課す方針を示唆したが、映画の何を対象にどう課税するかといった詳細は不明だ。米メディアによると、海外で撮影する米国の製作会社にも悪影響が懸念されており、トランプ氏も5日には「映画産業を傷つけるつもりはない。助けたい」と発言。近く業界関係者と会談するとした。【バンコク国本愛】
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