『8番出口』公開11日間で155万人動員の“異変”級ヒット トロント国際映画祭でも話題

映画『8番出口』(公開中) (C)2025 映画「8番出口」製作委員会

【場面写真】不穏な表情…8番出口に迷い込んだ二宮和也
本作の原作は、2023年にインディーゲームクリエイター・KOTAKE CREATE氏がたった一人で開発し、累計販売本数200万本を超える世界的ヒットとなった異変探しゲーム。物語の舞台は無機質な地下通路。異変を見つけたら引き返し、異変がなければ前へ進む――正しい選択を続ければ「8番出口」に近づくが、見落とせば「0番出口」へと逆戻り。そんな無限ループの迷宮に迷い込んだ男の物語が描かれる。
今年5月に開催された「第78回カンヌ国際映画祭」ミッドナイト・スクリーニング部門に選出され、ワールドプレミアを果たしたことも記憶に新しい。さらに、現地時間9月8日には、カナダ・トロントで開幕した「第50回トロント国際映画祭」センターピース部門にも正式出品され、公式上映が行われた。
カナダ最大の都市・トロントで1976年より開催されているトロント国際映画祭は、 “オスカーの前哨戦”としても世界中から注目を集める映画祭。【センターピース部門】は、ストーリー性や芸術性に優れた長編映画を対象に、ほかの国際映画祭で高い評価を受けた作品や、才能あふれる監督の注目作品などを紹介する部門となっている。
公式上映には、川村元気監督と脚本を手がけた平瀬謙太朗氏が登壇。本編上映後のQ&Aでは、228人の観客からの鋭い質問が相次いだ。特に、無限ループを再現した地下通路の撮影方法に関しては「secret!(秘密)」と回答し、会場を沸かせたという。
川村監督は、現地での反応について反応について次のように振り返った。
「今年で50回目を迎える歴史ある映画祭ということもあり、上映後に行われたお客様とのQ&Aでは、レベルの高い質問が多く寄せられ、映画ファンが多く集まる、素晴らしい映画祭だと感じました。『ゲームをどのように映画化したのか』『映画的表現によって観客にルールをどのように理解させていったのか』といったテクニカルな質問が多く、とても印象的でした」
「日本でも最近見られる現象かなと思いますが、『あれはどうやって撮影しているのか』『あの伏線はどのような意味があったのか』といった疑問を通して、映画を謎解きのように楽しんでいる印象を受けました。作品に込めた伏線を回収する楽しさで盛り上がっている様子が、映画体験としてユニークなものになっていると感じました」
本作は、9月17日から韓国で開催される「第30回釜山国際映画祭」にもミッドナイト・パッション部門に正式出品。さらに、韓国を代表する俳優陣が出演してきた毎年完売必至の人気プログラム「アクターズハウス」に二宮が日本人俳優として初登壇する。
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