成田空港会社が12月にも事業認定申請 強制的な用地取得可能に

2026/10/03 18:21 

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 成田空港(千葉県)の滑走路新設に向け、成田国際空港会社(NAA)は12月にも、土地収用法に基づく強制的な用地取得が可能となる事業認定を国土交通相に申請する方針を固めた。10月下旬以降、申請手続きに必要な事前説明会を地元の3市町で開く。

 説明会は10月28日に成田市、11月5日に多古町、同月11日に芝山町で開催する。買収に応じていない地権者ら利害関係者に、新滑走路建設の目的や内容を説明して理解を求める。

 NAAは既設のB滑走路(約2500メートル)の1000メートル延伸と、3本目となる約3500メートルのC滑走路新設を進めている。しかし、9月25日時点で必要な用地1099ヘクタールのうち99ヘクタールが未買収で、51ヘクタールは契約のめどが立っていない。特にC滑走路新設は遅れており、当初予定していた2029年3月の供用開始を断念している。NAAは今後、C滑走路用地を対象に土地収用法の手続きを進める方針だ。

 国交相は申請を受けた後、事業の公益性などを踏まえて判断する。事業認定されると、NAAは県の収用委員会に申請し、収用委が明け渡しや補償について裁決を出す。期日までに明け渡されなければ、県が土地収用を代執行(強制収用)する。

 NAAは今年7月、国、県、空港周辺自治体の首長らとの協議会で、土地収用法の手続きを進めることで合意している。【合田月美】

毎日新聞

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