米長期金利が急上昇、19年ぶり高水準 FRB連続利上げ観測で

2026/09/24 09:54 

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 23日のニューヨーク債券市場で、長期金利の指標となる米10年物国債利回りが急上昇(債券価格は急落)し、一時5・13%を付けた。2007年7月以来、19年2カ月ぶりの高水準を記録した。次回10月会合での米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が強まり、短期から長期まで幅広い金利に上昇圧力がかかった。連休明け24日の東京市場でも10年債の利回りが上昇し、一時3・055%を付けた。日本相互証券によると1996年8月以来30年ぶりの高水準。↵

 23日公表の9月の米経済指標で、企業活動の好調さが示された。さらにFRBのバー理事が同日の講演で、物価上昇(インフレ)抑制に向け「更なる政策調整(利上げ)が必要となる可能性が高い」と発言した。

 中東情勢を背景に原油価格が上昇し、米国ではガソリンや軽油など燃料価格が高騰している。市場では「FRBが9月に続き、2会合連続で利上げに踏み切る」との見方が広がった。米金利の上昇に伴い、国内金利にも上昇圧力がかかった。

 ◇円相場下落、3週間ぶりの円安・ドル高水準

 一方、24日午前の東京外国為替市場では円相場が対ドルで下落し、一時1ドル=158円台前半を付け、約3週間ぶりの円安・ドル高水準となった。FRBの10月利上げ観測で日米金利差の拡大が意識され、円売り・ドル買いの勢いが強まった。

 政府・日銀は米東部時間18日、為替介入の準備のため金融機関に相場水準を聞く「レートチェック」を実施した。円相場は一時156円台まで上昇したが、レートチェック前と同水準まで一時、円が売られた。【横見知佳、ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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