「にっぽん丸」から「サクラ」へ 商船三井、新クルーズ船を公開

2026/09/17 07:30 

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 商船三井子会社の商船三井クルーズは16日、新しい日本船籍のクルーズ船「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」を報道陣に公開した。5月に引退した「にっぽん丸」の後継船で、19日に就航する。

 サクラは全長198・15メートル、全幅26メートル、総トン数は3万4138トン。クルーズ船としてはコンパクトな船体のため、地方の小さな港や離島の港でも寄港しやすいという。

 客室数は229で、定員は458人。客室の約9割がベランダ付きだ。にっぽん丸で提供されたローストビーフやカレーを伝統の味として引き継ぐ。すしバーも一新し、足湯を新設するなどしている。

 向井恒道社長はこの日開いた事業説明会で「日本発着市場の存在感が増しており、いつ需要が供給を超えてもおかしくない。今後も適切な時期を見極めて船隊整備を進める」と述べた。

 商船三井クルーズの船隊は、34年ぶりの新クルーズ船として2024年12月に就航した「三井オーシャンフジ」との2隻体制となる。

 政府は30年までに日本人のクルーズ船乗客数100万人に増やす目標を掲げている。25年の国内外クルーズ船の日本人乗客数は24・3万人だった。コロナ禍前の19年は35・6万人で回復途上にあるが、外国船の日本への寄港回数は増えつつある。【中島昭浩】

毎日新聞

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