原発立地12道県が導入する核燃料税 原発と関係の薄い使い道も
核燃料税とは何なのでしょうか。Q&A形式で分かりやすくまとめました。
Q 再稼働した原発が増えているね。安全対策は国や電力会社に任せていいの?
A 原発が立地する自治体も独自に対策をしています。例えば、福井県では専門知識を持った職員を集めた課を設けたり、全自治体にモニタリングポストを設置したりしています。
Q 皆が使う電気なのに、その費用を地元が払うの?
A 原発があることで追加的に生じる必要経費を賄うため、原発のある道県が電力会社に課税する「核燃料税」があります。1976年に福井県が創設し、現在は12道県に広がっています。当初は原子炉に核燃料を挿入する際に課す「価額割」だけでしたが、東京電力福島第1原発事故後に順次原発が停止して課税できなくなると、運転停止中でも原子炉の規模に応じて課税できる「出力割」が導入されました。福井県は使用済み核燃料に課税する「搬出促進割」も2016年に導入しました。
Q 税収はどのくらいなの?
A 自治体によりますが、福井県は11月の改定で、物価高騰などを理由に過去最高の192億円と設定しました。価額割と搬出促進割は、5年ごとの見直しの度に原則引き上げられてきました。出力割は、三つの総額が県の希望額に達するように、逆算して税率を決めます。
Q 全部安全対策に使うの?
A 最近は「電力消費地と立地自治体の共生」を促進するとして、全天候型遊び場の設置など子育て支援に直近5年で約88億円を支出するなど、原発と関係の薄い使い道も目立ちます。
Q 電力会社のスタンスは?
A 見直しの際に意見は聞きますが、原発の運転にさまざまな権限をもつ県には反対しづらく、金額も使途も拡大し続けています。ただ、大半は電気代に転嫁されるので、最終的に負担するのは消費者。関西地方の平均的な家庭では、福井県の核燃料税によって年間数百円が上乗せされているとみられます。【高橋隆輔(福井支局敦賀駐在)】
-
プルデンシャル、販売自粛後も金銭詐取疑い 当該社員は既に死亡
営業社員の金銭詐取問題を巡り、プルデンシャル生命保険は24日、新たに多摩支社(川崎市)の40代男性の営業社員1人が複数人に対し、不適切に金銭を受領していた疑い…経済 11時間前 毎日新聞
-
ウーバープレミアムに日産「エルグランド」導入 訪日客需要狙う
配車アプリ大手のウーバージャパン(東京)は24日、高級な車両とベテラン運転手によるハイヤータイプの配車サービス「ウーバープレミアム」に日産自動車の大型ミニバン…経済 13時間前 毎日新聞
-
近鉄GHD社長「IR開業でメリット最大化」 直通運転を計画
近鉄グループホールディングス(GHD)の若井敬社長が毎日新聞のインタビューに応じた。大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で2030年秋ごろに開業する統合型リゾート…経済 2026年8月23日 毎日新聞
-
栃木県産イチゴが「3冠」 知事「ブランド、世界へ発信」
栃木県はこのほど、イチゴを活用して栃木のブランド価値向上を目指す「『いちご王国』プロモーション推進委員会」の会合を県庁で開いた。県内で生産された2024年産イ…経済 2026年8月23日 毎日新聞
-
ビールと水、バランス悪いと…? 「適正飲酒」促すグラス開発
クラフトビール大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)はビールと水をバランス良く飲まないとグラスが倒れる「ふらつくビアグラス」を開発した。同社は「短期間で…経済 2026年8月23日 毎日新聞
サイトマップ















