飲食料品の消費減税方針、自民税調が了承 週内に閣議決定へ

2026/08/03 19:38 

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 自民党の税制調査会は3日、社会保障制度調査会と合同会議を開き、2027年4月から2年間飲食料品の消費税を1%に引き下げる方針を了承した。党税調では減税への反対も根強かったが、減税方針を提示した小野寺五典会長に対応を一任した。政調審議会と総務会を経て党内手続きが終了し、週内にも政府が閣議決定する。

 高市早苗首相(自民党総裁)は7月30日、所得に連動した給付を29年度に本格導入するまでのつなぎとして、27年4月から2年間、飲食料品の消費税を1%に引き下げるなどの方針を表明。党内手続きを進めるよう指示していた。

 3日の合同会議は約2時間20分に及んだ。賛成の意見が65人に対し、反対が9人、中立が1人だったという。賛成派で首相と親交のある山田宏参院議員は「党が公約にして、総理が決断し、党の役員会で一致したものをひっくり返すことはない」と強調した。

 一方、小渕優子元経済産業相は記者団に「財源なき減税というものは無責任ではないか」と指摘。税調の非公式幹部会合「インナー」の辞任理由について「1%案を私自身がのみ込めなかった」と述べた。古川禎久幹事長代理は減税反対の意見書を提出し「了承は承服できない」として途中退席した。

 石破茂前首相は記者団に「日本の少子高齢化は世界トップで、財政は一番悪いということを忘れてはいないか。安定した財源が消費税だ」と指摘した。【妹尾直道、鈴木悟、大原翔】

毎日新聞

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