マナー違反相次ぎ…関空、送迎レーンを有料化へ 5分で300円

2026/07/06 18:33 

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 関西国際空港を運営する関西エアポートが、関空第1旅客ターミナル1階の送迎レーン付近で深刻化する長時間駐車やマナー違反車両の対策に乗り出した。送迎レーンの出入り口にゲートを設置し、18日から10分以上の利用を有料化する。1994年の開港以来初めての抜本的な対策で、関西エアは「長時間の利用を抑制し、秩序の維持に努めていく」と説明している。

 同所は主に到着客が利用。送迎レーン(長さ400メートル)を含めて3車線あるものの、送迎レーンの長時間駐車が慢性化しており、本来は走行レーンの2車線目に駐車して利用客が乗り降りしたり、3車線目でドライバーが空いている場所を探して止まるため後続の車両が進めなかったりする。バス停から10メートル以内の駐停車禁止エリアに一般車が進入するケースもある。許可を受けずに白ナンバーの自家用車に人を乗せて有償で運送する「白タク」行為も横行し、近年は毎年摘発事例がある。

 関西エアは「事故発生のリスクが高い状況」と判断。5月11日から送迎レーンを一時閉鎖し、出入り口にゲートを設置する工事を始めた。完成すれば、入り口で車両のナンバープレートを自動で読み取り、出口でナンバーを認識して利用時間をもとに料金を計算し、精算後にゲートが上がって外へ出られるようになる。ナンバーを自動で読み取れない場合は利用券を発行する。

 利用は5分あたり300円で、最大料金の設定はない。最初の10分は無料とし、10分を超えると入場時間を基準に料金を算出する。例えば12分間の利用の場合は900円になる。無料の適用は1日2回まで。関西エアが運営する伊丹(大阪国際)空港でも同様のシステムを取り入れている。

 関西エアは今後、出発客らが利用する第1ターミナル4階の送迎レーンの利用も有料化する方針で、年内に工事の着工を予定している。駐車場は入庫から30分まで無料で利用できる。【中村宰和】

毎日新聞

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