ZOZOマリン建て替え 屋根ある「屋内型」検討、3者が協定締結
プロ野球・千葉ロッテマリーンズと千葉市、イオンモールの3者は2日、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)の再整備に関する協定を締結した。2034年開業を目指す新スタジアムについて、屋根のある「屋内型スタジアム」を見据えて検討する。
◇34年ごろに開業予定
記者会見した千葉市の神谷俊一市長は「天候に左右されない快適な観戦環境の整備、興行の安定化、多様な利用形態への対応を図るため、屋内型スタジアムを見据えて検討を行います。ただし、現時点で決定したものではなく、今後の検討の中で事業実施を判断してまいります」と説明。屋根の整備費用については「収益性の向上を前提に、千葉ロッテマリーンズをはじめ、民間事業者がまかなうことを基本としております」と述べた。
また、幕張新都心を「365日楽しめるボールパークへと進化させる」と宣言。事業協力者であるイオンモールの事業提案を踏まえ、「商業やエンターテインメントなどの拡張機能を組み合わせる」と示した。
市は27年3月ごろに新スタジアムの基本計画を策定して、事業実施を判断する。基本設計はそれ以降に行い、開業予定は34年ごろとする。
◇暑さ対策でドーム型求める声相次ぎ
現在のスタジアムは市が所有して、千葉ロッテが本拠地として使用している。市は25年5月、老朽化したスタジアムを北に約1キロ離れた幕張メッセ駐車場に移し、屋外型で建て替える方針を発表。屋外型の再整備費用は約650億円、開閉型ドーム球場は1000億円超と試算し、屋外型の方が「コストメリットや投資回収の可能性から優位性がある」と説明していた。
だが、市民やファンなどから暑さ対策でドーム型の球場を求める声が相次ぎ、千葉ロッテも要望。市は25年11月からドーム化を再検討し、千葉ロッテやイオンモールと協議を続けてきた。【柴田智弘、平塚雄太】
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