スターフライヤー、国内線に燃油サーチャージ導入検討 燃料高騰

2026/05/11 09:59 

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 スターフライヤーが国内線を対象に、航空燃料価格の変動を運賃に反映させる燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の導入を検討している。早ければ2027年度上期(4~9月)に導入する方向という。町田修社長が26年3月期の決算記者会見で明らかにした。

 中東情勢の悪化で燃料価格が高騰しており、町田社長は「適切に価格転嫁する必要がある」と述べた。具体的な金額や対象路線などの検討を進める。

 ◇JALとスカイマークも導入方針

 国内線への燃油サーチャージの導入は、日本航空(JAL)とスカイマークが27年春の導入方針を示しており、全日本空輸(ANA)も27年度中の導入を検討している。国際線では一般的だが、国内線で導入している航空会社は現時点でフジドリームエアラインズ(静岡市)1社だけだ。

 一方、26年3月期決算は、最終(当期)利益が前期比77・4%減の4億円だった。円安で航空機のリース費用が膨らんだ。昨秋に就航した福岡-仙台線が好調だったため、売上高は前期比4・4%増の447億円となり、2年連続で過去最高となった。

 27年3月期は、売上高478億円(6・8%増)、最終利益6億円(38・2%増)を予想。原油価格の高騰などで営業利益は52・5%減の6億円を見込む。

 また、26~28年度の中期経営戦略も発表した。事業規模の拡大に着手し、東アジアへの国際線ネットワークを強化する。今年9月には北九州-台北線を再開する。北部九州と中国沿岸部や台湾、韓国を結ぶ定期便については、現在の1路線から最大4路線に増やす目標を掲げる。

 航空機は現在の11機から数機増やす計画で、28年度は売上高620億円、最終利益20~25億円を目指す。【橋本勝利】

毎日新聞

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