泊原発、再稼働は2027年夏以降か 防潮堤工事遅れ受け

2026/04/28 19:33 

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 北海道電力は28日、泊原発3号機(泊村)の再稼働に必要な防潮堤の工事完了が当初の予定より4カ月程度遅れると発表した。工事の完了は2027年夏ごろを見込んでいる。北電は再稼働の時期を「27年のできるだけ早期の再稼働を目指す」としていたが、27年夏以降となる可能性が出てきた。

 泊3号機は25年7月、新規制基準に適合しているとして原子力規制委員会の安全審査に合格。北電は防潮堤の工期を24年3月の着工時には約3年と見込んでいたが、取水路付近の地盤強化などの追加工事が必要となったことに加え、冬の暴風雪で作業を中断したことが遅れにつながった。

 斎藤晋社長は「再稼働の時期は明言していないが、相対的に後ろの方にいくと思う」と話した。

 再稼働がずれ込んだ場合、電気料金の値下げ時期の遅れにつながる可能性がある。

 一方、家庭向けで11%程度(平均的なモデル試算で年1万2000円程度)と見込んでいた電気料金の値下げ幅については、斎藤社長は「中東情勢を踏まえ、率として下がる可能性はある。月1000円程度(の値下げ)はなんとか維持したい」と話した。【森原彩子】

毎日新聞

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