大阪ガス、LNG燃料供給船の運用を開始 国内では3隻目

2026/04/23 15:23 

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 大阪ガスは21日、洋上で船舶に液化天然ガス(LNG)を供給するLNG燃料供給船の運用を開始した。LNG燃料供給船は国内では3隻目、大阪ガスとしては初めて。同日、報道陣に船舶から船舶へのLNG燃料供給の現場を公開した。

 広島県福山市のJFEスチール西日本製鉄所の岸壁にオーストラリアから鉄鋼原料を運んできた全長約300メートルの大型船が停泊。大阪ガスのLNG燃料供給船「セトアズール」(全長86メートル)が洋上から大型船に横付けして、白いホースからLNG燃料を供給した。

 これまでLNGを燃料とする船舶への燃料供給は、LNG基地の近くに接岸し供給を受ける方式と、小規模な船舶用に岸壁に駐車したタンクローリーから供給する方式の二つがあった。LNG燃料供給船を使うと、船舶から荷揚げしながら燃料供給を並行して受けられるなど停泊時間を短縮できるメリットがある。

 LNG燃料船は二酸化炭素の排出量が重油燃料船に比べて少ないのが特徴。大阪ガスではLNG燃料供給船の運用を開始することで、LNG燃料船のさらなる普及を図る方針だ。【山口敦雄】

毎日新聞

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