世帯貯蓄額は過去最高でも…今年のGW予算は「ゼロ」が最多

2026/04/17 17:00 

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 今年のゴールデンウイーク(GW)の予算は「ゼロ円」が最多で、自宅で過ごす派が約半数を占めるという調査結果を16日、明治安田生命保険が公表した。世帯の貯蓄額は過去最高を記録した。中東情勢の緊迫化により原油価格は高騰しており、物価高が続くことへの警戒感から貯蓄志向が強まっていることが浮き彫りになった。

 今年のGWに使う予定の金額は「0円」が29・3%で最多で、「1万円以上2万円未満」が17・8%、「5万円以上10万円未満」が12・8%だった。昨年より「減らす人」は21・7%だったのに対し「増やす人」は4・3%にとどまった。一方で、「増やす人」の増加額は昨年から約2万円増の平均7万9514円で、二極化が目立った。

 GWの過ごし方については、「自宅で過ごす」が46・7%と最多で、「未定」が22・5%、「国内旅行」が14・4%と続いた。世帯の貯蓄額は前年比284万円増の平均1847万円で、調査を始めた2017年以降、2年連続で過去最高を記録した。

 調査は家計について問う内容で、3月9~16日に全国の20~79歳の男女1620人にインターネットで尋ねた。

 明治安田総合研究所の藤田敬史主席研究員は「増えた収入を生活防衛のための貯蓄に振り向けており、消費に回す余裕は限定的なようだ」と指摘。原油価格高騰による物価高も懸念され、「持続的な消費の拡大には世界情勢の安定が欠かせない」と述べた。【横見知佳】

毎日新聞

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