いすゞとトヨタがFC小型トラック共同開発 27年度生産開始へ

2026/04/15 16:33 

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 いすゞ自動車とトヨタ自動車は15日、新型の燃料電池(FC)小型トラック量産に向けて共同開発すると発表した。FC小型トラックの量産は国内初で、2027年度の生産開始を目指す。

 いすゞの電気自動車(EV)小型トラック「エルフEV」をベースに、トヨタが開発した新型燃料電池システムを組み合わせ、商用車に求められる耐久性や航続距離の向上を図る。

 小型トラックはスーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの物流で多く利用されており、1日に何度も配送することが多い。燃料電池で使われる水素は充塡(じゅうてん)時間が短く、航続距離が長い利点があるため、需要が取り込めると判断した。

 両社は21年に新たな資本提携を結び、燃料電池分野での協力を進めてきた。いすゞの担当者は「高稼働な使用条件に対し、水素を使うFCは有効な選択肢だ。走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、環境負荷の低減にも貢献する」としている。【田中韻】

毎日新聞

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