NY原油先物、1年8カ月ぶり高値 イラン情勢悪化で供給不安拡大
5日のニューヨーク原油先物市場は指標となる米国産標準油種(WTI)の値上がりが続き、節目の1バレル=80ドルを突破。81・01ドルで取引を終えた。終値としては2024年7月以来、約1年8カ月ぶりの高値水準。一時82ドル台をつける場面もあった。イラン情勢の悪化に伴う原油の供給不安が拡大している。
原油高騰を受け5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比784・67ドル安の4万7954・74ドルで取引を終えた。世界経済の停滞懸念が強まり、輸送コスト増加などによる物価上昇(インフレ)リスクも意識された。
原油輸送の要衝であるホルムズ海峡は事実上の封鎖状態が続いている。イランが石油タンカーや石油関連施設に対する攻撃を続けており、報道によると、湾岸諸国では約200隻が同海峡を航行できずに沖合で停泊を続けているという。【ワシントン浅川大樹】
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