高校生以下にコメ5キロを現物支給へ 京都・亀岡市、6月中旬から
京都府亀岡市は2日、昨秋収穫された国産米70トンを確保し、7月に市内の高校3年までの子ども全員に1人5キロずつ現物支給すると発表した。コメの価格が高騰しスーパーなどの店頭で品薄となるなか、昨秋からふるさと納税の返礼品を開発するため相談していた和歌山市のコメ総合メーカー「東洋ライス」と契約し、融通してもらったという。6月中旬から各家庭に引換券を送る。
対象となる子どもは約1万2500人。市は子育て支援に注力しており、25年度は国の交付金を活用して市内約500店で使えるクーポン券を子ども全員に配布する事業を予算化(1億7500万円)。券はコメの購入にも使えるものの「そもそもお米がないということになり、そのものを配れないかと考えた」(桂川孝裕市長)という。
桂川市長によると、市内産の有機米を「パックご飯」に加工してふるさと納税の返礼品にと考えていた昨秋、特別な精米技術を持つ東洋ライスと知り合った。「1人5キロなら」とコメの確保にも応じてくれたという。市と同社は4月、返礼品開発や災害時の支援などを見据えた包括連携協定を結んだ。
当初は子ども1人1万2000円分のクーポン券を予定していたが、配布は8000円分にとどめ、残りをコメ支給に充てる。契約額は精米や運送費を含め5キロ、3500円。
支給は7月3~13日。引換券を持って各自治会事務所などに取りに来てもらう。子どもに支給して残った分は学校給食などに活用する。桂川市長は「子どもたちにお腹いっぱい食べてもらう環境をつくってあげることが大事。住民と自治会との顔の見える関係づくりにもつながる」としている。【南陽子】
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