ホンダ、最終利益70%減の見通し 米関税など影響 26年3月期

2025/05/13 16:21 

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 ホンダは13日発表した2026年3月期連結業績予想で、最終(当期)損益が前期比70・1%減の2500億円の黒字に落ち込むとの見通しを示した。トランプ米政権による関税措置の影響については、利益を6500億円押し下げるとしている。

 同時に、24年4月に発表していた、電気自動車(EV)の完成車工場とEV向け電池工場をカナダに建設するプロジェクトについて、2年程度延期すると発表した。

 三部敏宏社長はオンライン記者会見で「現時点の見積もりが可能な各項目と12カ月通期での影響、挽回策を反映したミニマムレベル」の見通しだとしたうえで、「四輪事業は関税の影響は大きいが、北米を中心にハイブリッド車の販売をさらに強化していく」と述べた。【秋丸生帆】

毎日新聞

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