スシロー発の天ぷら店「天ぷら定食 あおぞら」開業 海外進出拡大へ
回転ずしチェーン「スシロー」の運営グループ会社が、新業態「天ぷら定食 あおぞら」を千葉県野田市で開業した。客の目の前で天ぷらを揚げるスタイルで、手ごろな価格で楽しめる。海外事業拡大の一手としても期待されている。
看板メニュー「あおぞら定食」は、エビやアジといった海鮮や野菜の天ぷら盛り合わせに、ご飯とみそ汁などが付く。価格は税込み1300円。食材は鮮度にこだわり、アジは冷凍していない生を使い、ふっくらとしたアジとサクッとした衣の食感が楽しめるという。
他にも「ぶっとい海老天定食」(1600円)や「謹製かき揚げ天定食」(1100円)、「海鮮オールスター天定食」(2000円)といったメニューを用意。スシローを運営する「フード&ライフカンパニーズ」の子会社が経営しており、グループが持つ仕入れや商品開発の強みやノウハウを生かしている。
X(ツイッター)では、「揚げたてを席まで持ってきてくれる。高コスパ」「おいしいものをゆっくり食べたい人におすすめ」といった投稿が寄せられている。野田市の1号店は、国道16号沿いに立地し、近くに住宅街もある。担当者は「幅広い客層が見込まれる」と話す。
まずは地域で愛される店を目指しており、国内の出店計画は検討中だ。さらに海外も視野に入れる。
スシローのグループは近年、中国を中心に海外進出を加速させている。今年2月には「スシロー マレーシア1号店」を出店。海外店舗は計207店(3月末時点)まで増えている。2026年度には300店以上に増やし、海外の売上比率を全体の35%に高める目標を掲げている。
これまでグループが運営する店は、持ち帰りすし専門の「京樽」や「回転寿司みさき」など、すしが中心だった。「天ぷら定食 あおぞら」について、担当者は「すしに匹敵するようなグローバルに展開できる業態」と海外進出に意欲を見せている。【嶋田夕子】
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